でも、会社に入ってからようやくわかったのですが、こと大企業については会社全体についてブラックだのホワイトだの言っても無意味です。
なぜかというと、大きな会社にはたくさんの部署があるので、ひとつの会社の中に超絶ブラックな部署もあれば超絶ホワイトな部署もあるのです。
と、これを聞いて、「そんなの当たり前だろ」と思った方がいるかもしれませんが、意外と就活生には気付きにくいことなんじゃないかなと思います。
実際、私は気付いていませんでしたし、今の会社は割とブラックとよく言われている企業だったため、残業地獄デスマーチを覚悟していました。
研究室の後輩も、私が会社決まったときには気の毒そうにしてました。
しかし、いざ入社してみると、配属されたのはかなりホワイトな方の部署で、今、私は3年目ですがほぼ残業したことありませんし、定時ダッシュで帰って問題ありません。
一方、同期の中でかなりブラックな部類の部署に配属になった人もおり、その人は深夜まで及ぶサービス残業を当たり前にしているようでした。
で、ここからが大企業のメリットなのですが、そのブラックな部署に配属になった人、2年でちゃんと残業代が出る、割と普通な部署に自分で希望して異動しました。
つまり、大企業だと、もしブラックな部署に配属になったとしても、ホワイトな部署に移ろうと思えば移れる可能性が高いです。
これがもし大企業ではない、全ての部署がブラックな小企業とかベンチャーであれば、転職しなければホワイトな環境へは移れません。
転職と異動ではもちろん異動の方が労力が圧倒的に少なくて済みますし、安心感も段違いでしょう。
そんなわけで、「ホワイト」だとか「ブラック」だとかそういった労働環境が特に気になっている就活生の方はなるべく大きな企業を狙っておけば入社後に後悔しずらいのではないでしょうか。
ただし、大企業の場合、社内で異動しても給料はかわらないことがほとんどだと思いますので、給料も重視している人はなるべく給料の高いところへの入社をオススメします。
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