正直、会社を退職して良かったのか悪かったのかまだわかっていませんが、私は退職を考えていたころ、Evernoteに参考になる記事などをメモしていました。今回はその中から、良くも悪くも退職の背中を押してくれたと思うブログや記事を紹介します。順番は、オススメ順というわけではなく、順不同です。人によって感じ方は違うでしょうしね。
ちなみに、割合としてはセミリタイアやニート志向的な記事が多いので、転職や独立してバリバリ仕事したい人にはあまり向かないと思います。あー、こんな記事ばっかり読んでいたから私もこんなことに……。
1.快適!自由人マニュアル。
なるべく会社などで働かずにお金を節約して生きていく術を教えてくれるブログです。当時の私にとっては目から鱗な考え方や生活術がいくつもありました。生きていくためにはそんなにお金はかからない、会社を辞めてもやっていけそう、という気にさせてくれます。私にとって人生のマニュアル的な感じになっており、たまに読み返しています。
2.年収150万でオンラインゲームの世界に生きていく
同じオンラインゲーム好きとして非常に共感できた記事。自分の生命とインターネットを維持する年収(この人にとっては150万円)があれば、人生の目的(欲求)は果たせると筆者は主張しています。「オンラインや2次元、その他資本主義以外の価値を正しく見出した人たちは、自分の価値観を信じて生きるべきだということだ。絶対。ネットゲーに生きると決めた人も、その選択は正しい。」と、私の夢見ていた生き方を全面的に肯定してくれました。
3.▲ 一生フリーターでダメなのか? ▼ : 正社員諸君はこのQ&Aを突き崩せるように、がんばってください。
この記事だけしかない謎のブログ。フリーターなどに関して悲観する内容の質問に対し、全然大丈夫だという主旨の回答をします。この記事も、目から鱗な考え方が結構ありました。これを読むと、退職して、もしフリーターになってしまってもぜんぜん大丈夫なんじゃないかと、勇気をもらえます。2008年の記事にも関わらず、2018年の今でも普通にコメントが書き込まれています。
4.「会社やめたいんです」って本気で思うなら明日やめてこいよな
この記事は非常に挑発的です。「会社やめたい」と言って本当に辞める人はなかなかいないと。本気でやめたいならすぐやめてこいと。最後まで読むと明らかにアフィリエイト目的の記事だとわかるんですが、私なんかはこの記事の挑発に乗ってしまい、「俺は他のやつとは違うんだよ、本当にやめてやるよ!」という気持ちになってしまいました。そういう意味では、私もこの記事の被害者なのです。
5.『会社を辞めてよかったこと』を30人に聞いてみた
タイトルの通り、会社を辞めてよかったことが30人分掲載されています。私はその中で、「工業 25歳」の方の以下の意見に背中を押されました。
仕事を辞めてみて良かったことは、会社はすべてではないと考えられるようになったことです。会社に勤務をしなくてもお金を稼ぐことは出来ます。また、自分で勉強をして人生を切り開いていくことの面白さを知りました。
確かに、会社に勤めていて毎月勝手に給料が振り込まれていると、自分で人生を切り開いているという感じがしないんですよね。(と、現在は実家で親にメシを食わせてもらっている身分の私が言うのもなんですが)
6.ニートが揺るがす「勤労」の幻想/無職たちは合法的略奪を目指す
まず、なんだかかっこいいタイトルに惚れました(笑)。長文で結構ごちゃごちゃ書いてありますが、「勤労の欺瞞」など、働きたくなくて退職したい人には魅力的なワードが並びます。「働かずに生きていけるなら働かなくていいじゃん」などと言われると、なんだか働いているほうが馬鹿らしくなってきます。私も現在は実家に住んでいるにも関わらず、実家にお金を入れずにメシを食わせてもらっているため、親から合法的略奪をしている身分と言えますね。
7.おっぱいが大きかったので会社員を辞めてポールダンサーになった話
会社員をやるかたわら、バイトで夜の仕事もしていた女性が、会社員を辞めて夜の仕事を本業にした話です。「他人の物差しで生きているとクソ疲れます。」という言葉が響きました。親の目などを気にしていると退職できません。
8.ブラック企業は損 「富士そば」の超ホワイトな経営方針
富士そばの会長である丹道夫(たん・みちお)氏へのインタビュー記事です。この記事中の「でも、嫌々仕事してる人もいると思います。」という問いに対する、
それはいかんね。自分にそぐわないことを嫌々する、そんな馬鹿らしいことはない。自分を変えるか、仕事を変えるか。もっとやりがいのあることをやらなきゃ。それが見つかるまでは、自分を探すこと。
という丹氏の言葉が刺さりました。ちなみに私は会社を辞めた今も自分探しの途中です。
9.ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5
オーストラリアの看護師さんが聞いた患者たちが死ぬ前に語る後悔のトップ5です。その中でもやはり、労働時間を減らしたいと思っていた私には以下の言葉が刺さりました。
2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
男性の多くがこの後悔をするとのこと。仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。
これを聞いてしまったら、死ぬときに後悔しないようにさっさと会社を辞めないと、と思いますよね。
10.68年間で2年しか働いたことがない代々木の仙人の動画を見ました。
「家、ついて行ってイイですか?」というテレビ番組の2016年12月28日放送回に登場した代々木の仙人について書いている記事です。この仙人は、親の遺産でほぼ働かずに節約し、なんとか食いつないでいます。まだどこかに動画が上がっていれば、ぜひ見てほしいです。「1人で孤独で寂しくて心地が良いよ」などの名言を連発していました。自分の場合は全く働かないというのは財産的にまだ厳しいにしても、最低限の稼ぎでこういう風に気楽に生きていけたらいいなと思いました。この生き方は一つの理想形です。
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