ARK: Survival Evolvedの翻訳プロジェクトに参加してみた感想

しばらくARK: Survival Evolvedの公式翻訳プロジェクトに参加していて、翻訳率が100%までいったので感想を書く。

参加した理由は、翻訳のトレーニングをしたくて、翻訳のボランティアができるところを探していたからだ。crowdinにゲームの公式翻訳プロジェクトが色々あることを知り、その中でARKはやったことがあるゲームだったので参加してみた。

参加はしてみたものの、HDDの容量が心もとないことなどもあり、ゲームをインストールして実際にプレイし、文脈を確かめるようなことはしなかった。それに、未翻訳箇所は自分の持っていないAberrationというDLCで登場する文章ばかりだったので、購入しないと確認はできないし、ケチンボな私にそこまでやる気は起きなかった。ただ、文脈のわからない文はなるべくwikiを見たりyoutubeの動画を見たりして文脈を確認するようにはした。それでも、どこで出てくるのかまったく推測できない文や、google検索してもまったくヒットしない文が結構あった。最後に残ったそういう文は適当に訳したので、他のところも含めてだれかちゃんとチェックしてほしいところ。

プロジェクトについてだが、日本語についてははっきり言ってあまり統率は取れていなかった。というか、参加者が少なすぎた。以前はたくさんいたようだが、現在はたま~にポツポツ訳す人が現れるぐらいで、ほぼ私しか活動していなかった。当然、だれも指揮する者がいなかったため、訳語の統一などはかなりおざなりになっていた。私は一応過去の翻訳に合わせるようには努力したが……。

また、翻訳者の中にはproof reader(校正者?)の権限を持つ人も過去にいたようだが、現在は全く顔を見せないため、翻訳率は100%になったが、承認率は1%たりとも上がっていない(proof readerのみ承認できる)。まぁ、承認されてなくても訳文があればゲーム内で表示はされるようなことが書いてあったので別にいいのだが。

そして、翻訳率が100%になったといっても、実はまだ、誰かが投稿した機械翻訳みたいなものが大量に残っている。しかし、ちゃんと訳されたものは承認してそうわかるようにできないと、数量としてどのくらい機械翻訳みたいなものが残っているのかわからない。自分の翻訳量的に、proof readerにしてくれと言えばしてくれるかもしれないが、プレイする気のないゲームのために無償でそこまで入れ込む気も起きないので、翻訳率が100%になった節目に、どこか別の翻訳プロジェクトに引っ越そうかなと思っている。

ARKのプロジェクトは人が少なく、孤独で寂しかったので、次は人がある程度いるところがいいと思っている。それで今は@kengo700氏が運営しているDivinity Original Sin 2の日本語化プロジェクトにお試しでこっそり参加している。ゲーム自体は持ってはいないものの、興味があるのでセールになったら買ってみたいが、2017年9月発売と、割と新しいゲームなせいか、セールであまり安くならない様子。

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