Patient Gaming とは

Patient Gaming とは、新作ゲームを発売後すぐには買わず、しばらく待ってから買うこと、またはそういった思想のこと。また、そのような傾向があるゲーマーのことを Patient Gamer と呼ぶ。

日本にも新作ゲームをあまり買わずに中古ゲームばかり買っているような人は当然いるはずであるが、そういった人や思想を一言で表す言葉は日本語では聞いたことがないように思う。

一方、 Patient Gaming についてはそこそこ使われている言葉か、もしくはそういった状況を連想しやすい言葉のようで、Redditには patientgamers というsubredditがあって現時点で26万人以上のサブスクライバーがいるし、4chanには Patient Gaming というスレッドがある。さらにForbesには Patient Gaming Will Save You Time And Money という記事もある。

ちなみに、 Patient Gamer に対して、新作を買うゲーマーのことは Impatient Gamer と呼ぶ。

自分はかなり Patient Gamer な傾向があると自覚している。最近は主にSteamでゲームをしているが、基本的にゲームはセールで最安値だったときや、バンドルでありえない安さだったりしたときしか買っていない。Steamで今まで発売後すぐに買ったのはFFXVとモンハンワールドのみであるが、これらはよく考えたらPS4の発売からだいぶ遅れてSteamで発売されているので、そもそも新作とは言えないかもしれない。

Patient Gaming の利点としては、評判をみて糞ゲーを回避できたり、パッチがあたって糞ゲーが良ゲーになっていたり、DLCが最初から全部揃っていたりといったこともあるが、結局はお金が節約できる行為であるため、ダウンシフターや貧乏セミリタイアと非常に相性が良い。

ただし、安く買えるからといってたくさん買っていると、永遠に遊ばないであろう積みゲー(backlog)が無限に増えていき、結局、新作ゲームを買ったのと変わらないぐらい無駄なお金を使ってしまう可能性があるので注意すべきだろう。私は最近 Humble Monthly という毎月ゲームがもらえるサブスクリプションサービスを年間契約してしまったが、その多くが積みゲーになりつつある……。

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