田山幸憲パチプロ日記を読んで私はSランクの大学院を卒業して満足したんだということを再認識した

田山幸憲パチプロ日記というマンガが無料で公開されていたので読んでいた。田山幸憲という人は東大中退で、彼は東大に合格することが目標だったらしく、それ故に学業に身が入らずパチンコにのめり込んで大学を辞めてしまったようだ。考えてみたら私も似たようなもので、身の丈に合わない大学院の修士号をとって満足してしまったということろがある。だからこそ就職したあと、特に目標も見つからず、結局会社も辞めてしまったんじゃないかな。彼が私と違うのは、パチンコという本気になれる対象があったこと。今の私は何も本気になれることがない。やりたいことはたくさんあるけれど、どれも人生かけてまでやりたいとは思えない。それぞれつまみ食いして楽しみたいという程度。でも、実家に居候している限り金に困ることはないし、親が死ぬまでにある程度の蓄えが出来るよう節約してほどほどに働いていれば、人生そんなに頑張らなくても良いのではないかなぁと最近は思っている。

元々セミリアタイアには憧れてたわけだけど、会社辞めた直後はあと1,2年ぐらいはがっつり稼いでもいいかなと思っていた。だから辞めた直後はフリーランスになろう!とか思ったり、ゲーム(ほぼパチンコ)デバッグの仕事をフルタイムバイトみたいな感じでやり始めたころは、正社員を目指そうとか、転職先探そうとか思ってたけど、なんかもう、そんなにガツガツいかなくていいんだと思い始めた。人生もう30年終わってしまった。もし60歳で死ぬとしたら?と考えたら、あと半分しかない。なら、今日からの人生はもう余生と考えてもいいでしょう。そんなにあくせく頑張る必要ない。自分はもう引退したということにしよう。そう思い始めたので、とりあえず直近の目標としては、現在週に4,5日働いてるところを、3,4日にしたい。ダメなら別のバイトなり派遣を探したい。正社員にはならない。

祖父母、父母、親戚にまともな職につけと言われると思うが気にしない。祖父母が私がまともに働いていないことに未練を持って死んでも気にしない。人が理想とする私と私が理想とする私は違うのだ。人のこと気にしてたら自分が納得できる人生は送れない。私は祖父母と父母に対して優しすぎたのだ。会社辞めた後、母に「お願いだから働いてくれ」とせかされて、とりあえず安易な職について働き始めてしまった。それではダメなのだ。母は自分の息子がプー太郎では、世間に顔向けできないとか母自身が満足できないと思っているのだろうが、母のことなど関係ない。息子は私以外にもいるし。そもそも息子で満足を得ようとするな。母も自分のことは自分で満足させるべきだ。

ちなみに、マンガの方はまだ2巻までしか読んでいないが、主人公が社会からドロップアウトしたという点や主人公が他人の目は気にせんとする点などに共感が持てるので、私のようなドロップアウト組にはオススメできそう。

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