Quest Link(または無線のAir Linkでも同様)でフラットゲーム(非VRゲーム)やろうとしたところ、バグに遭遇。なんと、PCにゲームパッドを接続するとなぜかゲイズカーソル(自分の視点がマウスカーソルになるやつ)が有効になり、FPSのようなマウスを動かして視点が動くようなゲームはまともにプレイできなくなる。そのようなゲームでなくとも、画面に表示されるマウスカーソルがうざくてプレイしづらいだろう。ちなみに、RTを押し込むとカーソルの位置で左クリックしたことになり、LTを押しながらカーソルを動かすと画面を移動させる、LTを押しながらスティック上下で画面の大きさ変更といった機能があるので、RTやLTを使うゲームもまともにプレイできない。
Meta Quest 本体の方で設定>デバイス>ゲームパッドと進んでいくと、ゲームパッド接続時にゲイズカーソルを出すかどうかのON/OFFスイッチがあるが、これはPC側にゲームパッドを接続しているせいなのかON/OFFを切り替えても特に意味はなかった。かといって、Meta Quest側にXboxのゲームパッドをBluetoothで接続してもPC上のフラットゲームで使うことはできなかった。
一応、これには回避方法がある。Link接続後にSteamVRを起動してその中でフラットゲームを動かす方法だ。こうするとゲームパッドを有効にしてもゲイズカーソルを出さずにプレイすることができる。しかし、自分のPCだと、GPUがRTX2060Superと非力なこともあり、Quest Link接続でGPU使用率30%、さらにSteamVRを起動するとそれだけでGPU使用率85~90%ほどになるので、さらにゲームを起動するとGPU使用率は100%に張り付く。今回プレイしたゲームはThe Crew Motorfestだが、FPSはPC上の画面だと17ぐらい、VR上の画面では10を切る数値で、まともにプレイできなかった。ちなみにQuest Link上でSteamVRを起動していなければ50~60FPS出ている設定。もっと軽いゲームならまともに動かすことも可能かもしれないが、GPUと電力の無駄遣いなのであまりこの環境でプレイしたいとは思えない。
一応、ゲームパッドを接続しなければゲイズカーソルも出ないのでSteamVRを起動する必要もなく、そのままフラットゲームを起動して遊ぶことができるが、自分はゲームやるときは基本ゲームパッドを使う派。マウス・キーボードはずっと前のめりでいないといけないし肩も疲れる。
今回、自宅のWifiがバージョン4なこともあり、Meta Quest 3Sの標準のリモートデスクトップ機能でThe Crew Motorfestをプレイするとたまにかくつくこととかがあったので、有線でQuest Linkで接続したらもっと良い環境でプレイできるかと思ったら、このゲイズカーソルのバグのせいでまともにプレイできないという結果になった。せっかく買った有線ケーブルなのに活用できなくて悲しい。Quest Linkケーブルで公式に有線接続できるのはQuest Linkだけなので、Wifi6ルーターを買ってリモートデスクトップやVirtual Desktopでプレイするか、Xrealの購入を検討中。
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