GTX 680 から GTX 1060 6GBにアップグレード

私は今まで6年ぐらいだろうか、新生FF14をやるために買ったHPのENVYとかいう完成品のPCをゲームをするのに使ってきたが、1年ぐらい前にFF15のWindows版をやって、設定をかなり妥協せざる得なかったときから、グラボなどをアップグレードしたいと思うようになった。

最近、RTX 20XXシリーズや、GTX 16XXシリーズが出始めたので、一気にそちらへアップグレードしようかと思っていたのだが、それらより一つ世代が古い GTX 1060 も、Steamのサーベイで一番使用者が多いことやコスパの面などから気になっていた。

最近、Humble Bundle の Humble Monthly という月額契約で毎月ゲームがもらえるサービスや、無料配布されたゲームで、そこそこ性能が必要なゲームがあり(具体的にはWarhammer: Vermintide 2, Assassin's Creed Unity, Originsなど)、おそらく今までのグラボでも設定を下げさえすれば遊べたとは思うのだが、グラボをアップグレードした後に綺麗な画質で遊びたいと思って、そういったゲームはプレイを控え、あまり性能が必要とされないゲームで遊んでいた。

そんなこんなでちょくちょくkakaku.comなどでグラボの最安値を比較したりしていたのだが、いつも25000円ぐらいはしていたGTX 1060 6GBが、ゴールデンウィークセールとかで、税抜き2万円切りの19999円、税込み21598円で売られていたようで、そのことにある日の夜中に気づき、寝ようとしていたところだったので判断力も鈍ったのか、なんか安いからとりあえず買っといた方がいいかもと思ってほぼ衝動買いしてしまった。ちなみに、買ったのは玄人志向の「GF-GTX1060-E6GB/GD5X/FIN」という製品。

PCパーツを単体で買ったのは10年ぶりぐらいだったかもしれない。そのため、交換に手こずるかと思ったが、グラボを交換するだけなので意外とすんなりいった。

一応、グラボを交換した効果を確かめるために、交換前後にFF14を遊んだのと、FF15のベンチマークを取ったので、そのことについて記載しておく。

  • 交換前のグラボはGTX 680、交換後のグラボはGTX 1060 6GB。
  • GeForce Game Ready Driver のバージョンは430.39。
  • FF15のベンチマークのバージョンは1.2。解像度はフルHD(1920x1080)でフルスクリーン設定。
  • 室温は24-26度ぐらい。
  • CPUは Core i7 3770。
  • メインメモリは8GB。
  • ストレージはHDD。速度は知らぬ。


交換前:GTX 680

FF14

ほぼ最高設定でプレイしていた。特に不自由することはなく、快適だったが、重いところだとFPSは40ぐらいまで落ちていた。また、GPU使用率が100%近くなると、GPU温度は83度ぐらいまで上昇していた。

FF15ベンチ

標準品質だとFPSは40ぐらい出ていた。スコアは3935で評価は「普通」。

高品質だと、ほぼ30FPSを切っていた。平均FPSは20台前半ぐらい。GTX 680はVRAMが2GBだが、VRAMはもちろんのこと、そもそもメインメモリも8GBじゃ足りていないようで、カクカクする箇所が結構あり、スワップが発生していると思われた。スコアは2661で評価は「やや重い」。

交換後:GTX 1060 6GB

FF14

設定は交換前と同じ。FPSは60までに制限してるが、60に張り付きっぱなし。人が多くて重いはずのクガネに行ってもGPU使用率が60から70%台でGPU温度も70度ぐらいまでしか行かない。これならFF14をやっている限りは長持ちしそうだ。
そろそろFF14の拡張が出るし、しばらくFF14をやることになるかもしれない。以前のGPUでもFF14は快適に動いていたので、そうなったら今回あまりグラボをアップグレードした恩恵を受けられないかなと思ったが、GPUが使用率100%とかでフルに動いていると壊れないか心配になってしまう私としては、これだけGPU使用率低く、安心してプレイできるなら、少々オーバースペックだがこれで良かったかもという気がしてきた。

FF15ベンチ

標準品質だと、ほぼ全ての場面で60FPSを超えている。VRAMも3GBぐらいまでしか使ってないのでまだまだ余裕がある。しかしグラボ変えたところでやはりカクカクするところがあるのは同じ。メモリは足りてそうなので、HDDから新しいデータを読み込むのが間に合ってないのかもしれない。そうだとしたらこれはSSDに変えないと解決しなさそうである。スコアは6643で評価は「快適」。

高品質だと、FPSはだいたい40台から50台。重いシーンだと30台が見える。60を超えるのは軽い場面だけだった。VRAMは最大で5.6GB弱まで行っていたので、あまり余裕はなさそうだ。温度は78度ぐらいまで到達していた。GTX 680は83度ぐらいまで上がっていたので、こちらの方がTDPが低いだけあり、やはり温度は上がりづらいようだ。スコアは4993で評価は「やや快適」。

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