Oculus Goで野良アプリを1からインストールするまでの手順

Oculus GoからSteamVRを体験できるアプリがいくつか(VRidge、ALVR、Trinus VRなど)あるようだったのだが、Oculusの公式ストアにはなく、現在全て野良アプリしかない模様なので、野良apkをインストールする必要があった。いくつかそのようなことを解説している記事はあったが、adb入ってるの前提な記事が多かった。しかし、私は開発などやらないので当然adbなど入っていない。だから、adbのインストール方法含めメモ。ちなみにPCはWindowsの場合を想定しているので、MacやLinuxの人は適宜読み替えてください。

1.スマホアプリを使って開発者モードをONにする。

スマホアプリを使って設定→自分のOculus Goのとこタップ→その他の設定→開発者モードをONにする。
その際、開発者登録をしていない場合、Oculusのサイトに飛ばされるかもしれない。その場合、そこで開発者登録をしてから、開発者モードをONにする。

2.Oculus Go ADB Driversをインストールする。

ダウンロード先は以下のOculus公式サイト。
https://developer.oculus.com/downloads/package/oculus-go-adb-drivers/
ダウンロードしたzipファイルを解凍したら、「android_winusb.inf」というファイルを右クリック(ダブルクリックではない)して、出てきた右クリックメニューからインストールを押す。

3.adbコマンドをインストールする。

ダウンロード先は以下のandroid公式サイト。
https://developer.android.com/studio/releases/platform-tools
の「SDK Platform-Tools for Windows」というのをダウンロードする。
解凍したらわかりやすいとこにコピーする。例えば、
C:\temp\platform-tools
とか。以降の手順はこのフォルダにコピーしたこと前提で進める。
Windowsの環境変数でPATHを通すと便利だが、私の場合、PATHは汚したくないのでいじらない。やりたい人はご勝手に。

4.Oculus Goの接続確認をする。

Oculus GoをUSBケーブルでPCにつなぐ。
コマンドプロンプトを開いて
cd C:\temp\platform-tools
などと入力し、adb.exeのあるフォルダに移動。その後
adb devices
とコマンド入力。すると
List of devices attached
XXXXXX unauthorized
とか出力されればデバイスを認識している。

このとき、Oculus Go をかぶると、USBデバッグを許可しますかみたいな表示が出てるかもしれない。その場合、OKする。
するとそれ以降、adb devicesコマンド実行時の出力が
List of devices attached
XXXXXX device
に変わる。

5.実際に野良apkをインストール

コマンドプロンプトで、
adb install 野良アプリのapkファイルのパス
と入力して、野良アプリを実際にインストールする。
Success
と表示されればOK。

起動は、Oculus Goをかぶって、ライブラリ→提供元不明の中の一覧からインストールした野良アプリを探す。大抵一番うしろ。


ちなみに今回、ALVRを試してみたが、確かにSteam VRのゲーム(NEKOPALIVE)が映り、首を動かしてもかなりスムーズだったものの、アプリは長くて数分、速くて数秒でクラッシュしたから、安定性はまだまだなようだ。今後の安定化に期待したい。
→数日後、v1.9.1を試したらクラッシュしなくなった。

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